12回目のご相談内容

 バンコクで1年半、現地採用で働いている21歳です。日本人の友人はほとんどなく、もっぱらタイ人と遊ぶことが多いです。ディスコやパブへよく行くのですが、カップルで来ているタイ人を見て、友達が「あの男は浮気者で恋人がいっぱいいる」とか「連れているあの子は5人目」などと耳打ちしてきます。『ギック(浮気相手)』という言葉もよく耳にします。テレビドラマを見ても、上流階級なのに、町の屋台のおばさんのように声を張り上げて言い争う場面がよくあります。それは必ず浮気とか恋人の取り合いだったりします。タイ人の友人が「タイ人の男性は60%が浮気者で30%がゲイかオカマ、残りの10%が普通」と教えてくれたことがあります。遊びに行った先で私や友人に声をかけてくるタイ人男性は、遊びたい心だけが見え透いています。興味が沸いたら、その人に恋人がいようがいまいがお構いなしの図々しさがあります。タイの女性は恋人ができると、束縛したりチェックが厳しいらしいですが、男性がふらふら浮気ばかりするから、そうなるんだと思います。男性ばかりでなく、女性でも、私の友人は何人も彼氏を取り換えています。タイは恋愛不信の国なのでしょうか。

以下、まりこさんからの回答

 現地採用で働く方の中にはよくディスコやパブへ行かれるそうですが、バンコクの夜は飲む所しかないのかもしれませんね。仕事が終わり、ホッとしますと特殊な世界に入って、雰囲気のある所で新しい友達と知り合いたいですよね。早く言えば、浮気パートナーを探しに行くのですから楽しい事ですよ。夜を健全に過ごすのは面白くないから、男探しに行くのでしょうね。私には、そうとしか受取れませんが。「そんなことはありません、私は真面目な人間です」と言っても、大体、ディスコへ行くなんて浮気心いっぱいで誰かいい人がいないかなあ、と探す気持ちが100%ですから。音楽が騒ぎ立て、体は浮かれて目はキョロキョロと人ばかり追って、心はウキウキと。調子を合わせながら飲物を口に運び、遊び心がどんどん高まっていく、そんな男女が集まる場所で恋愛を語ろうとする貴女も、とんだお調子者ですね。普段はお高くとまっている貴女も自分から相手を探して、「一緒に踊ろうよ」と声をかけられると、「あら、私でいいの?」と相手について行く姿が目に浮かぶようです。 場所が変われば自分を変えてしまうことができます。欲望だけで作られた遊び場では浮気心が芽生えてきて、昼間の自分を変えてしまいます。男のほうは、ダメで元々、成功すれば「しめしめ」で損得なしの都合の良い場なのです。
 タイの男性は60%が浮気者だそうですが、とんでもない。浮気心を持っているのは世界中どの国の男性も同じ比率ですかね。貴女はタイの男性だけを対象に、そうなんだと決めつけていますが、女性の束縛については日本人であってもどの国の女性でも男性への束縛や生活態度のチェックは静かに陰で厳しく行っていますよ。口に出すか出さないかだけです。男性だってそれ位はちゃんと知っています。でも、時には大きなヘマをして大事になったりしますが。
 タイは恋愛不信の国なのでしょうか?なんて言いますが、どんなレベルのタイ人と貴女が付き合っているかがよく解ります。どうしようもない堅物で真面目そのもののタイ人は沢山います。タイが階層社会であるように、恋愛についても責任の取り方についても階層があります。いつも付き合っている底辺の人間だけ見て、全体を決めつけるのは貴女自身も底辺レベルということです。親や兄弟からディスコへ行くことなど禁じられていたり、そんな場所が嫌いで真面目に生きているタイ人は、お調子だけの浮気相手なんて求めません。貴女が知っている、路上に座ってビールを飲んでいるタイ人やお金だけせびるタイ人。それに対し、休日に家からピアノの音が聞こえてくるタイ人の家庭は明らかに違うのですから。
 まあ、貴方は若いのですから、遊んで捨てられて痛手を繰り返せば自分自身がどうしてそうなったか解る時が来るでしょう。恋愛に勝者敗者はありませんが、心に痛みは残ります。でもよく考えれば、恋の勉強をさせてもらって有難う!となるかもしれません。浮気されて傷ついて、有難う!と言ったら馬鹿ですけどね。今の時代は遊びだけが上手な男女が沢山います。「興味が沸いたらお構いなし」と貴女は言いますが、貴女だってどうしても欲しいと思った物は夢にまでみて買いたいと一心になり、手に入れるでしょう。欲張りは判断力を失くします。恋愛も浮気も人の為にするのではなく、自分の為でしょう。恋愛不信と言うなら、ディスコなど行かずに身を潔白にしてからでないと滑稽というものです。 (まりこ)