15回目のご相談内容

 まりこさんこんにちは。私は現在34歳で、結婚して8年、タイに住んで3年になる駐妻です。夫とは大学時代から付き合って結婚しましたが、とても真面目で人が良く、女好きとは程遠いタイプです。タイに来てからも、付き合いでゴーゴーバーやカラオケに行くことはありますが、1人で早く帰って来るような人なので、浮気などはしないと安心していました。ところが最近、シャツに香水の匂いが付いていたり、携帯のメールを気にするようになったので不審に思い、シャワーをしている隙に携帯を見てみると、なんと全部男性からのメールなのです。裸に近い写真を送ってきていたり、夫と2人で楽しそうに写っているものもありました。相手はどう見ても「ゲイ」の方のようです。もうびっくりしてどうしたら良いか分かりません。夫に問い詰めようと一瞬迷いましたが、その時は何も言えませんでした。後日、また見てみると、どうやら特定の1人と親密になっているというよりか、複数人のようです。夫がただの趣味、遊びと割り切っているのなら、と許した方がいいのか。それとも本気になる相手が出来る前に、そういう場に行くのを止めさせた方が良いのでしょうか。本当に悩んでいます。

以下、まりこさんからの回答

 タイに住んで3年、とても真面目な御主人様だったので、初めての事にショックを受けて心を痛めてしまいますね。心配をする事は自分との戦いでもあります。タイ人が深く考えず、面白おかしく歌って踊るのが好きなのは、心配事があっても悲観的にならずに自分の心を楽しむ方向へ持っていくからなのでしょうか。それは国柄だと思いますが、実際タイには身近な所に遊び場が沢山ありますし、老若男女いつの間にか魂を抜かれてしまうような所なんです。
 学生時代から一緒にいて結婚して平和な生活をしていたのに、突然ゲイが御主人のまわりに複数人あらわれたら、どんな気丈な奥さんでも驚きますよね。たぶん、誰かに「面白いよ」、「行ってみよう」とクラブへ連れて行かれて遊び仲間になったのでしょう。自分から進んでゲイの世界に興味を持っていれば、もっと若い時にその道に入っていたはずで、今更ではないでしょう。存じていると思いますが、「ゲイ」とは男性の同性愛者の事。つまり、体も脳も男のままですが、男性が好きな男性の事です。年齢は様々ですが、女性恐怖症がつのってゲイの世界に逃げ込んだ人や、気の利く優しい男子、力強い体育会系、とにかくイケメンに憧れるなど、理由はそれぞれあります。
 ゲイ系の中には素晴らしいアート感覚を持った人もおり、有名な芸術作品にはゲイのアーティストが多く、音楽の世界でも自ら「私はゲイです」と胸を張る方がいます。ゲイの方達は頓知があって楽しく時間を過ごさせてくれると聞きます。日本では、ピーターとか美川憲一、カルセール麻紀など見ていましたが(古いですか)、みなさん普通の人にはない不思議なオーラを放って楽しませてくれます。
 バンコクには美人系から筋肉隆々の男性系まで色々なショーやホモクラブがあって女性フアンも大勢いるようです。そんな所へ一度は行ってみたいと御主人にお願いしてみたらどうでしょうか。心配したり考えすぎしたりするよりも、気持ちを傅えて一緒に見に行きたいとお願いするのです。そうすれば気が晴れて理解できるかもしれません。駐在の奥様が一人で行くのではなく、夫婦なのですから遠慮することはありません。ディナーでレストランへ行く感覚でいいのです。タイ生活の情報の一部だと思って、勇気を出してお願いしてみてください。携帯電話の中を調べた事なんかオクビにも出さずに言うのです。男性に「やめなさい」と言うと隠れて余計にコソコソやるし、問い詰めるとその場を逃げようとするか、怒りだすか、シラを切り通します。隠れて楽しみを持つ人は外で遊んでいても家の中では、真面目である場合が多いのです。ですから、あまり直接に逃げ場をなくしてしまうような問い詰め方をしますと、開き直ったり、心が離れていくようなことになりかねませんから、三つくらいはまあまあ許してやって、二つくらいは叱ってやる程度がちょうど良いのです。プライドの高い男性でも子供のような弱い部分が必ずありましから。 (まりこ)