35回目のご相談内容

 まりこさん、はじめまして。まりこさんの半生の記事をバンコクライフで読み、フアンになってしまいました。私には今日、死んでいくかもしれない兵隊さんの前で体を張って踊り、元気づけてあげられるような勇気はありません。容姿も人並み以下と自覚しています。恋人どころか、男友達もできたことがありません。女の友人からも、暗い性格をなんとか直した方がいいのでは、と言われます。食事に誘われることもなくいつも独りです。会社で仕事をしていると、私の悪口を言っている声が聞こえます。周りの人は何も聞こえないと言いますが、私には聞こえます。今月になって内勤から営業に回されましたが、人と会うのがとても苦痛です。昼間から自分のアパートに帰って本を読んだり、ぼーっとしているのがとても楽です。日本には実家の都合で戻ることはできません。タイ語の読み書きはできるので、もっと自分に合った仕事を見つけたいのですが、外に出るとメマイがします。周りの目を気にしながらやっと会社にたどりついています。こんな自分を変えたい、どうしてもこんな自分は嫌だと心から思っています。まりこさんのように勇気をもった女性になりたいのですが、どうすればいいのでしょうか。年齢は38才で独身です。

以下、まりこさんからの回答

 自分自身をコンプレックス(ゆがみを持った感情)の持ち主だと思ってはいけません。人それぞれ良いところが必ずあります。自信は自分で作るのです。貴女は息がつまる日々を自分で作り、自分で苦しみ、自分をいじめているのです。他人にすねて接点を持とうとしない。悪口を言われたとして、何が怖いのですか?人間は人の悪口を言って、それを楽しみ笑い、陥れることに喜びを覚えたりもするのです。人間には裏と表があります。関わってプラスになる人、マイナスになる人がいます。生きていくのに悪口のひとつやふたつの何が怖いんですか。悪口なんて世間話のようなものなんですよ。暗い性格を治したいなんていいますけど、人は誰でも物心つく頃から時には明るく、時には暗くを行ったり来たりして、自己嫌悪でふさぎこむこともあって当たり前なのです。
 年中、光りっぱなしの太陽やいつも吹き続ける風なんてありません。いつも笑いっぱなしの人やいつも怒っている人、廻りにペコペコと頭を下げっぱなしなんて有るはずがないのです。良い気分と悪い気分、その日その時で幸せと苦しい日々をおくる。それが人生です。自分の命は自分のためにあるのです。周囲への気配りや思いやりは大切ですが、もっと大切なのは自分自身をいたわって希望を持ち夢を持って、自分を見下さないことじゃないんですか。自分が好きなことは何なのか、夢は何なのか、コツコツと実現できるように励むのです。男友達ができない、食事にも誘われずいつも独り。人に会うのが苦痛などなど、自分を卑下しっぱなしではありませんか。自分は駄目だ駄目だと勝手に思い込んでばかりですね。まだ38歳で仕事もできて将来もあるのに、貴女のその弱さは何なのでしょうか。引きこもって本を読んだり、ボーッとしているのがとても楽だなんて、笑わせないでください。働き盛りが一体何ですか。バカと云われますよ。どんな育ちなのか知りませんが、よほど自分勝手が好きなのでしょう。バカなのにタイ語の読み書きはできるのだから上出来ですよね。
 私は昔、芸能の仕事をしています時には、外では光り輝くために努力していましたが、家に帰ればボーッとして、母に「あなたのその姿を見たら百年の恋も冷めますね」と言われました。
 ベトナムの戦場では兵隊と一緒に怖くて泣いたり、爆弾投下で逃げ回ったり、その日その日の命でした。それも自分との闘いです。貴女はもっと強くなりなさい。まず、周りの人と同じように普通の事をしなさい。勇気は慣れることから自然と付いてきます。体力と気力を養うために女ムエタイか、ゴルフでも必死に打ち込んでみなさい。次の相談はその後です。 (まりこ)