37回目のご相談内容

 前回、お答えをいただき、有難うございました。掲載を読んでまた投稿させていただきます。
 (6月15日号に掲載。同居するタイ人女性と共に起業して1年、最近、彼女がタイ人男性と交際していることが発覚。相手と密会を続けている。=編集部注) まりこさんのご指摘通り、会社は自分が代表者にして切り替えました。彼女が行く先も告げずに出てから1週間、突然戻ってきて、何もなかったように家でおとなしくしていましたので、私も少し安心していました。ところが、また1週間経ったある日、帰宅しないので電話したところ、「友達の所にいる。今、友達は寝ているので電話を変われない」と言われました。2日後に帰って来たので、私も決心して「一緒にいるのと別れるのとどっちがいい?」と訊いたところ、「どちらでもいい」という返事でした。私が誕生日にプレゼントした物は置きっ放しで、相手のタイ人男性からもらったバッグを使っている神経もよく解りません。仕事がまだ軌道に乗った状態ではないので、十分にお金も与えられませんが、今まで協力してもらった有難さもあって、「出ていってくれ!」と言いたい気持ちを抑えています。また、私がタイで一念発起し、独立することになったのも彼女がいたからで、それが心の支えにもなっていました。覚悟は決めましたが、きっぱり別れられる方法がまだ見つからないままでいます。

以下、まりこさんからの回答

 続けてご相談を寄せられるのは、私も初めてです。困りましたね。それだけ貴方は真剣に悩んでいるのだと思いますが、こんなことばかりに惑わされていないで、一生懸命に仕事に打ち込みなさい!と言いたいですね。仕事がまだ軌道に乗っていないと、ご自分で分かっているのに、女に心を乱されていて、どうするんですか。昔から日本人の男性は、家庭もかえりみないで仕事に打ち込んできました。だから悲惨だった戦後も、目覚ましい復興を遂げて世界に恥じない一流国になったのではありませんか。昔の事を今の若い方に話してもなかなか理解はできないかと思いますが、昔も今も、男は仕事をして将来を作るのです。一時は家庭を放ったらかすこともあるかもしれませんが、長い目で見れば、それが家族の幸せにつながるのです。
 タイの男性には仕事もしないで遊び暮らしている者が多くいます。南国の風土というのもありますが、学校も満足に行けない家庭環境で育って、大人になっても学歴が乏しいので、会社に就職することもできません。なので、タクシーやバイタクに携わるわけですが、気のいいタイの女性は風俗でもなんでも自分が働いて男の面倒をみていることがよくあります。男はそのお金で遊んで浮気もするのですが。貴方がタイの男性と決定的に違うのは、体に流れる日本人の血です。潔い日本人の心です。誕生日にプレゼントした物を彼女が使ってくれないなどと、女々しい根性はおやめなさい。「出ていけ!」と言えないのは、今まで協力してもらった有難さではなく、彼女がいなくなって孤独になることが怖いからでしょう。『魔がさす』という言葉があります。人間なので誰しも間違いはあります。ただ、一度の過ちは寛大な心で許してもらえることもありますが、同じ間違いを何度もすると、それはその人の人間性となります。たまたま魔がさす事と確信犯とは全く意味が違うのです。心の支えとなっていた彼女と結婚して籍を入れることもせず、ずるずると同棲生活を送っていた貴方の心の隙間を、彼女は確信犯ながらも感じ取ったのでしょう。本当に彼女が必要なら、それなりの事をしていましたか。貴方は完全になめられています。これからも一緒にいるかどうかを問いただした時の「どっちでもいい」という返事は、相手に決めてもらおうとする貴方のズルさへの彼女なりの精一杯の抵抗なのかもしれませんね。本当は貴方は真面目で優しい男性なのだと私は思います。でも、優しさが弱さになってはいけません。日本人男性としてのプライドを持って、しっかりと「嘘はもう言わなくていい、出て行ってくれないか」と言ってみれば結論に一歩近づくかもしれませんね。 (まりこ)