44回目のご相談内容

 私はもうすぐタイ人男性との結婚を控えている日本人女性です。彼はわりと裕福な家庭の長男で、1か月後の結婚式もホテルで盛大に行う予定です。しかし最近、彼がかなりのマザコンだということが分かりました。タイの人は母親をとても大事にするとは聞いていましたが…。何をするにも、自分一人では決められない。かと言って、私には相談しないで、まず母親に相談。母親の言うことは絶対で、反論は決してしない。私と彼の母親の意見が分かれると、母親の味方をします。結婚式の打ち合わせなどで、私の意見が取り入れられるということは、まずありません。
 結婚したら、彼の両親と同居する予定ですが、何もかも母親の言いなりになっている彼を見ていると、これから先が思いやられます。「子供が生まれたら私が育てるからね~」と彼の母親に言われムッとしてしまいました。この先、私と義母の間で問題が起こっても、きっと彼は母親の肩を持つでしょう。 彼の事は愛していますが、結婚となると、やはり相手の家族との相性というものもあると思います。この結婚は私には無理なのではないかと思えてきます。しかし、結婚式の案内も出し、日本の両親たちは、もうすぐ来タイする予定。もう後には引けない状態です。でも、このまま結婚してしまってから後悔するのではないか、と思い悩む毎日です。

以下、まりこさんからの回答

 タイの方は男性も女性も母親をとても大切にします。母親には何でも相談し、言いなりになります。母親は子供達をあまり叱らず、子供達はいつも母親を連れて歩き、土産を持ち帰り、母親思いです。母親に叱られても口答え等はしません。タイの方と仲良くしたい時は、その方の母親を大切に、プレゼントをしたり、食事に誘ったりすると大変喜ばれます。ですから、母親と先に仲良くなれば全てうまくいきます。昔の日本のように、家族が一番信用でき、安心なのです。家族を敵に回しますと、何かあった時には見方にはなってくれません。結婚後両親と同居する予定だそうですが、苦しい時、楽しい気持ちを持てなくても先ず母親と仲良くすることです。あまり主人と仲良くしすぎますと、難しくなりますよ。国も変わり、所変われば、家庭のあり方、生活の仕方も変わります。彼の家族を大切にしてくれれば彼も喜び、貴女を優しく大切にしてくれるでしょう。結婚してからが人生の出発なのです。縁があって結婚したのです。生きることとはどんな生活をしても苦しいのです。苦しいことから先に身につけましょう。多くの男性はマザコンなのです。生まれて初めて出逢った女性が母親なのです。母親は同性の娘より息子の方に甘く、男性は口に出すか出さないかだけで母親思いなのです。生まれ育った古里が好きなのです。「子供が生まれたら…」ということは、まだ見ぬ孫を夢見ているのです。世の中、人生いつの時代も順繰りなのです。貴女もまた、男の子を産めば同じ道を歩いて可愛いマザコンを誕生させるのです。この結婚は私には無理なのではとフラフラと考え、始めてもない生活をあきらめるのですか?たまには良い道もありますが、人生は苦難の道を乗り越えて生きることが多いのです。頭の中だけで考え、駄目だと思うことは「頭でっかち」です。知識が豊かでも、行動が伴わないのです。一つ一つ勉強し、実行していきながら生きていくうちに身についてきます。仕事は体で覚えていくと後で楽になります。頭だけで仕事を覚えますと、忘れて怠けるのです。心配する事は自分との闘いです。自分の心の中で、自分と自分とが苦しく闘っているのです。嫁のわがままは、言われなくとも陰で嫌われます。姑のわがままは家中の困りものです。中に入っている夫は気を使って大変です。もう後には引けない状態です。結婚するしかない!心の中にいれておいて下さい。口の慎み方を覚え、お互いに育ててくれた親、親族の身内の悪口を言わないこと。済んでしまったこと、嫌な過去を話さず、楽しく笑い合うこと。タイの方は暗いことより明るく楽しいサバーイ(気持ち良い)なことや生活が好きです。考え込まない(マイペンライ)な気持ちで、疲れる話より冗談で笑い合うことが好きですから。 (まりこ)