50回目のご相談内容

 一つ年下の日本人の彼女(29歳)とタイに移り住んで2年が経ちます。彼女との関係は良好で、お互いタイが好きだし、このまま結婚してタイに永住しようと言っています。しかし、実は私にはもう一人、付き合い始めて半年過ぎの、バーに勤める23歳のタイ人女性がいます。このタイ人の彼女も非常に献身的な良い子で、私と結婚したいと言ってくれています。
二人とも好きなのですが、どちらかと言うと日本人の彼女の方が気心が知れて一緒にいて落ち着きます。ですが、このままタイに永住したい私にとって、タイ人女性と結婚した方がビザの事や家を購入したりする事を考えると、何かとメリットがあるのではないかと考えてしまいます。タイ人の彼女と結婚すれば日本人の彼女は傷ついて帰国するかもしれませんし、彼女の人生設計も大きく狂う事でしょう。しかし、外国人の私が円滑に暮らしていこうと思えばタイ人と結婚した方が何かと便利に決まっています。まりこさん、色々苦労してでも好きな日本人の彼女と一緒になったほうがよいか、ずるいけど自分の生活や人生、損得勘定を考えてタイ人女性と一緒になったほうがいいか、アドバイスをいただけませんか。ここ半年、二股生活が続き、自分自身のいい加減さにも嫌気がさしています。そろそろどちらかに決めたいと思っているのですが、なかなか踏ん切りがつきません。

以下、まりこさんからの回答

 貴方は二人の女性をこそこそ操って、両方での恋が成立しているのですね。恋愛と結婚がうまく両立する計算をしっかり考えているわけです。人生をいかに送っていくか、計算することも必要な事ではあります。まして、今の世の中では計算違いをしますと人生の大きな間違いにもつながります。でも、長い目で見れば、結婚相手は心から愛した人を選ぶべきです。相思相愛は最高です。自分の人生は全部自分の責任ですが、良かったか悪かったか、まあまあだったか、それは人生の終わりに答えが解るのでしょう。気心が知れて一緒にいて落ち着く日本人の女性を選ぶか、タイに暮らす上で何かと便利なタイ人女性を選ぶか、そんな底の浅い損得勘定なんか相手もすぐに見抜きますよ。自分を利用していると感じ取ったら、相手にも損得勘定が芽生えるかもしれません。結婚とは、長い年月をかけて家庭を作ってゆくのですから波乱万丈は付き物です。愛があれば何とかなるなんて夢物語で、現実は厳しく、夫としての責任も義務も計り知れないものがあります。妻の幸せは夫の甲斐性で決まり、夫の幸せは家庭を守り抜く妻によって決まります。恋人である時は二人の恋愛感情で済みますが、結婚ともなれば両家の家族や親族、仕事の関係などが次々とのしかかって来ます。男性の場合、外に出れば七人の敵がいると云われるように、一段と強くならなければなりませんが、仕事が終わって妻と子供が待っている温かい家庭に帰って、ホッと落ち着いた気持ちになれるというのが一番なのです。貴方が気にしている家の購入やビザなどのメリットなんて表面上の計算であり、計算には間違いもあることを考えなければなりません。神は二物を与えないのだと覚悟しましょう。凡人は誘惑に流され、道を間違え、解っていてもあらぬ方向へ進んでしまう事がよくあります。自分の本心をよく見極めて迷わず自分の道を進みましょう。貴方は自分のこれまでの人生で、ものぐさばかりで努力することを怠って来てはいませんか?相手の心よりも自分の便利さを優先して、楽をしようとそればかり考えているから人の道を踏み外すのです。女性は血の通った人間であり、生きています。複数の女性を選んで迷うのは結構。でも、その迷い方が間違っていませんか。家を買うのもビザを取るのも、貴方がしっかりしていれば何ら問題はないことでしょう。それをタイで暮らすメリットがあるからなどど、打算が人を選ぶ基準になっている時点で貴方にはまだ人を愛する資格がありません。もっと苦労して自分の力で世の中を渡れるようになってから女性を選びなさい。今の貴方は男の魅力もない最低の人間なのですから。 (まりこ)