55回目のご相談内容

 私は三年前に当時の彼氏に浮気され、ひどく傷つき「もう日本にいたくない・・彼のいない所で暮らそう」とバンコクにやってきました。生活習慣も違う、言葉も分からない。戸惑いながらも一生懸命学び、現地採用で働き、なんとかスムーズに日常生活を送れるようになった頃、取引先の日本人男性から食事に誘われ「君と付き合いたい。」と告白されました。その男性は誠実な仕事ぶりで人柄も温厚。私と共通の趣味もあって会話も弾み、いつも楽しい時間を過ごさせてくれます。
 でも、彼と付き合うともう一度幸せな気持ちになれるのではと思う反面、また浮気されたらどうしようと不安になったりして悩んでいます。私は以前の彼氏に浮気された事がまだ許せず、忘れられないでいるのです。ただ、私ももうすぐ30歳になるし、きちんとした恋愛を経て結婚もしたいとは思いますが、もし今付きあっても、疑ったり、嫉妬したりして相手に嫌な思いをさせるかもしれないし・・正直、こんな事を考えているようではまだ恋愛するには早いのかなとも思います。
 次の彼が浮気するとは限らないし、心の傷を癒やしてくれるのも彼かもしれない。逆にさらに傷つく可能性もあるけど、思い切って一歩踏み出した方がいいですか?それとももう少し時間を置いた方がいいのでしょうか?

以下、まりこさんからの回答

 失恋をした女性は半年から1年も経ちますと痛みが消える事が多いのですが、貴女は3年もの長い間にわたって過去をひきずっています。相当に酷い傷つき方だったのですね。彼に浮気されて傷心でバンコクに来たそうですが、誰でも浮気をしたりされたりの経験は一度や二度、或いはそれ以上にあるのではないでしょうか。周りにもそんな話題はとても豊富にあります。浮気とは、移り気や心変わり、他に心をひかれる、迷い心、多情等々なのですが、恋し合って好きだったのにどうして浮気心を起こしてしまうのでしょうか。また、この仕事は好きだけど、あの仕事も面白そうだから変えようかなあとか、仕事の浮気や趣味の浮気、今まで以上の良さや魅力を求めると浮ついた心が湧いてくるのです。でも人間はいつも何かを探し求めているのでしょうね。貴女は安心しきっていて、彼に浮気を起こさせないことができなかったのです。男性はいつもチャンスを求めて心を移しやすいのです。女性の多くは相手を信じ切って浮気なんかするはずがないと思っていますよね。ところが…。
 心配な時に会話の中で「浮気をしないでね」と念を押しますと男性は「うんうん、するわけがないよ」と口約束だけしますから、言葉での念押しは駄目です。 今は時代が変わり、女性も男性に負けずに浮気心を持っています。だから不倫が多いんですね。スリルを味わいたい、日常がつまらない、年をとっていく自分に対しての不安もあるのでしょう。浮気も一回限りだったり、癖になってしまっている人もいます。バレた時に怒るのは当たり前なのですが、怒り狂うよりも感情をおさえて可愛い嫉妬をみせるほうが、相手も悪かったと反省するでしょう。貴女は今も彼を責め続けていますよね。気が動転して心に余裕をなくしてしまったのか、彼に反省も求めず、責めて嫌味を言い、自分は何も悪くないのにと、可愛くない女じゃなかったんですか?
 浮気をした側が悪いのですが、貴女にもなぜ彼がそうしてしまったのか、原因を考えましたか?「私はあなたの浮気を知って辛いけど、もしかして私のほうに何か原因があって浮気をさせちゃったのかなぁ?」位の余裕で彼に尋ねてみれば、そのまま続いたか、もっと柔らかい別れ方ができたかもしれませんね。今の貴女はバンコクで新しい人に巡り合えましたが、片方の心の中では、以前の彼を忘れられないのです。それこそが恋愛浮気なんですね。いつまでたっても結婚には到達できません。結婚とは、相手の方と苦労を分かち合って共に試練を乗り越えていくことなんですよ。浮気は男の甲斐性といいますが、それを乗り越える事は女の甲斐性でもあるのです。 (まりこ)