暑いです!

 これだけ永く住んでいても暑いものはやはり暑い。今年は涼しい時期が比較的長く続いたので一気に暑さが押し寄せた感があります。こんな時は体調を崩しやすいので、皆さまくれぐれもお気を付け下さいね!
 さて、うちの従業員の「D」の結婚式のお話です。彼はネパール系ミャンマー人というらしく、結婚式の様子はタイとまた少し違う趣でした。いやー、驚きましたよ、私。正直いって「D」はミャンマーコミュニティのボスの息子か何かなのではないかと、半分疑ってしまいました。ただのコックの見習いなんですけど、結婚式の場所が大型バスが何台も停まっている大きな三ッ星ホテル。そして招待客は200人以上300人未満だと!どこにこんなたくさんのミャンマー人がいたのかと思うくらいにウジャウジャと正装した外国人(タイ人から見るとまさに外国人です)だらけでした。普段はメイドや労働者、もしかしたら不法就労者かもしれない彼らが、煌びやかな衣装に身を包んで踊り狂っているのです。5時間、まさにインドの映画のように、舞台にあがってただただ歌って、踊って食べて写真を撮って、また踊って…なんだかすごく疲れてしまいました。タイの民謡のような音楽と盆踊りみたいなダンスに慣れている身には、ディスコの大音響の中で過ごす時間はこたえました。それは同行したタイ人の子たちも同じとみえて、ただうつむきがちに顔を見合わせるのみ。いつもは私の通訳として側に陣取っているSもこの時ばかりは「ミャンマー語はわからない」と静かなものでした。Sは「タイ語」と「スクムビット語」の通訳として「スクムビット語」しかできない私には強い味方のはずでしたが…。
 とにかく300人弱の全てがミャンマー語なのです。外国人は私のテーブルのみ。最後のケーキカットなんて、まるで「お前たち芸能人か?」と突っ込みたくなるような代物が登場する始末。体育館のような広さの部屋のど真ん中に大きな舞台があって、その上に6段の!6段のウエディングケーキが!!しかも直径は1メートルを超えようかという巨大なもの。とにかく派手なことはいいことだ!のノリでした。ディスコミュージックがあまりに大きく、話もできない状態で、私たちには1時間が限界でした。写真を撮りまくられて(私には全く関係ないと思えるような人にまで撮られ)ホテルを出たのが夜の11時。ちなみに私たちは10時から参加しましたが、このパーティは6時からやっているのです。いやーあれはいったい何だったのでしょうか?派手好きとしてもそれなりの費用が必要なのに、「D」がすごいおぼっちゃま…ということはたぶんないと思うし。
 人生2度は主役を張れる。1度目は結婚式、2度目は葬式と何かに書いてあったっけ。今日は「D」が主役で、とにかくおめでたい一日でしたという事にしましょう。私は日本人で引率者だし、立場もあるのでお祝いを奮発してみました!めったにできない経験をさせてもらったという事でこれでめでたしめでたし。でもコック見習いのミャンマー人がホテルで300人って…やっぱりおかしい!

(はっとり)