ある日の出来事です

 
 今日は一人の女の子にこのコラムを読んで欲しいと思います。私はその子だけにこれを書きます。
 先日、フジスーパー1号店のサービスカウンター付近で何人かの人たちが順番を待っていました。私もその中の一人でした。一人の中学生位の女の子が、私の二人位前に並んでいるお母さんに向かって叫びました。「何ダラダラやってんだョ!バッカじゃね~の」私は何かの聞き間違いではないかと思いその女の子を見つめました。私の周りの人達も同じ思いだったとみえて、一斉に女の子を見ていました。お母さんは言われ慣れているのか顔色も変えず、たしなめもしませんでした。「人の事はグダグダ文句ばっか言うくせに自分はどうなんだよ。もうぜってェ一緒に来ねェからな。わかってんのかよ!バ~カ」これが十代の女の子が母親に向かって言う言葉でしょうか?いくら時代が違うからって、今は許される事なのでしょうか?髪はボサボサで、寝起きの様な格好で、耳にイヤホンを突っ込んだまま、これ以上出来ないほどの仏頂面で。一番若さが輝いているであろう年頃なのに、あなたにはその輝きがまるで無い。中年のうるさいおばさんの方がまだマシ。年相応の苦労や経験がどこかしらに滲み出ているものだから。でも、まだ世間の波に揉まれていないくせに、あなたはなぜそんなに疲れているの?笑顔になれないの?無条件に自分を愛してくれる唯一の存在であろう母親になぜそんなに噛みつくの?見ているだけで不愉快です。そりゃあ、あなたにも悩みはあるでしょう。母親に不満もあるかもしれない。けれど人前で、自分の親をバカ呼ばわりは絶対にしてはいけません。これは人間生活のルールです。
 そしてお母さん。なぜ子供を叱らないのですか?あれではひどすぎます。見ている方が辛いです。女の子がわざと男言葉を使いたがる。それはわかります。時代と言えばそれまでですが、それにも限度があるのではないでしょうか?周りの人たちを不愉快にさせる言動はどう考えても間違っていると思います。
 今度もしあなたに会う事があったら、その時はどうか笑顔でいてくれますように・・十代の可愛らしい女の子でいて下さい。まだお母さんに向かって「バッカじゃね~の」だとか「ふざけんじゃねぇ~よ」なんて言っていたなら、その時はおばさんは怒りますよ、あなたを。「他人が出しゃばるんじゃねぇ~よ」と言われようとおばさんは怒ります。覚悟して下さい。大声でケンカしたっておばさんは恥ずかしくなんてありません。だってそれがおばさんだから。そして人の親です。   (はっとり)

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