外国人だらけで若者の街

 法事でちょっと帰国しました。今回は東京中に外国人が多いのにホント驚きました。まず、道を訊かれたのがタイ人家族。そしてホテルのフロントの男性が中国人。疲れてブラっと入った東京駅地下街の喫茶店の店員さんが中国人(コリアかも)。そして上野のアメ横で道に迷って声をかけてみたら、「あ~、それ、ここ向こうに行くネ。あっちアルヨ」なんと彼女も近隣国の人でした。私もバンコクで「ワッタートン、ティーナイ?」と訊かれて自然に覚えた経験があります。
私、タイ人に見えたのかな?
 浅草の観音様も外国人であふれていました。『食べ歩き禁止』の表示に怒っている白人さんがいました。両国のチャンコ屋の店員さんは中東の人でした。相撲甚句の流れる、これぞ日本、という場所にはちょっと似合わない感じでした。日本の若者たちが「仕事が無い!」というのはウソですね。これだけ外国人が働いているのだから、やる気になれば仕事なんていくらでもあるんじゃないか…と思いました。
 しかし、東京って疲れる街ですねェ。ずっと以前に私は東京に住んでいて気にもしなかったけど、それは自分が若かったから。そして慣れた場所だったから。今回は大きなスーツケースをガラガラと曳きながらウロウロしている外国人をたくさん見かけました。彼らは東京の通勤ラッシュを知らないのか、あまりの人混みに電車に乗れずホームに茫然と立ちつくしていました。電器製品の入ったダンボール箱をいくつも積み上げて、たくましいというか迷惑というか…。朝のラッシュ時にこれはマズイでしょう。 ちなみに、アジアからの旅行者にとって、人気ナンバー1の家電は、炊飯器だそうです。ご飯が美味しく炊けるから…と、3つも4つも買っていました。しかし、東京駅などは時間に関係なく、いつも人であふれている場所なのに、右からも左からも流れを全く無視してガラガラ、ガラガラとスーツケースを曳いている姿はちょっと不気味でした。それでも、新しい駅にはエスカレーターやバリアフリーのエレベーター等があって、それを利用すればわりと楽に移動できるけど、銀座線みたいな古い駅にはエスカレーターはもちろん、エレベーターも無いのです。そして、やたらと階段が多い。浅草へ行く外国人が日光へ移動する場合、それはそれは大変です。いくつもの階段を登ったり下りたり。私は、その人たちが途方に暮れているのを見た時、ふと思いました。母も浅草にお参りしたいと言っていたけれど、ちょっと無理だな・・・と。足が弱っている母には、この階段は登れない。たった10段でも大変な苦労です。車で来れば駐車場は無いし、道は混むし。東京は若者の街なのだと、今回しみじみ思いました。
 外国から来た老夫婦が、ゆっくりと旅を楽しみたいのなら、東京はダメかも…。スカイツリーなんて待ち時間が6時間だって!
その上、「強風のため本日は登れません」だって! なんだか早くタイに帰りたかった、ナサケナイ私でありました。

(はっとり)

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