78回目のご相談内容

 僕はゴーゴーバー好きの22歳(お持ち帰りはしない主義です)。その日も行きつけの店へ行く途中、近くにある他の店の子が声を掛けてきました。顔を見ると僕の好みのド真ん中!迷わず入店して、一緒に座り色々話したのですが、年齢も同じで細かいことにも気が利いて優しいのです。顔が好みで性格もいい。店を出る頃には僕の心は完全に持っていかれ、惚れてしまいました。その後、その店に通い詰め、求愛し、ついに付き合うことになりました。デートを重ね、夜を共にするようになってもゴーゴーの子には珍しく、電気を消してほしい…と恥ずかしがったり、本当に可愛いのです。料理が上手だし、掃除も丁寧。このまま彼女と結婚したいと思いました。ある日彼女に「いつか結婚しようね」と軽く告げたら急に真顔になりました。どうしたの?嫌なの?と聞くと、なかなか口を開きません。「何を言われても僕は平気だよ」と言うと、彼女は「本当に?びっくりしないでね?」と話し出しました。頭が真っ白になったので細かくはよく覚えていませんが、結論を言うと、彼女はオカマさんだったのです。僕はオカマに恋をしていたのです。気付かなかった僕も僕ですが、でも彼女への気持ちは変わりません。友人達からは大笑いされ馬鹿にされています。僕は決してホモではないです。好きになった子がオカマだったというだけなのです。僕はこれからも二人で幸せにやっていけると思っていますが、まりこさんはどう思われますか?

以下、まりこさんからの回答

 バンコクでは銀行や役所で働く公務員、空港や飲食店など、色々な場所で多くのオカマの方々を見受けますし、真面目に働いています。日本人は決めつける事が多いのですが、タイ国はとにかく自由なのです。何をどうして生きてゆこうと恥ずかしくもないし、どんな仕事をしていようと堂々と働いて生きています。誰がどんな仕事をして生きていこうと気にしないのです。家族にオカマがいましても何事もなく、何も言わずに一緒に暮らしています。日本では家族にこんな人が、あんな人がいたら恥ずかしい。人にどう見られるか、どう思われるかを考え、ひっそりと本人を隠すようにします。日本よりタイ社会のほうが自然という事に関して、すべての面で受け入れてしまうのです。
恋愛感情を抱いている22歳の貴方は人生を分かち合うために一緒になりたいのですよね。『なにを言われても僕は平気だよ』と言うわりには頭が真っ白になったので細かくはよく覚えていませんとありますが、それはびっくりしますよね。料理が上手で掃除も丁寧。人生を分かち合うために一緒になりたいのですよね。好きだという感情はその人から受ける吸引力です。その人と楽しく生きたいということはその人が好きになった徴です。磁石のような引力を感じたのでしょう。僕はオカマに恋をしていたのです。でも彼女への気持ちは変わりません。友人たちからは大笑いされ、馬鹿にされています。まぁ!!人それぞれの人生です。恋するオカマだけでなく、全く色々な愛の形があるので書きます。
●ゲイ=男として男が好きな人のこと(ホモと呼ばれたくない)
●オカマ=オネエ言葉を使わない人も自分たちのことをオカマと いう人達。
●オネエ=話し方や中身は女性でも体は男で、男性好き。
●ニューハーフ=男に生まれたけれど、心も体も女でいたい人。
●ノンケ=異性愛者。ノンケしか愛せないオカマもいる。
●リアル女=オカマを区別するために体も女として生まれてきた 女達のこと。
●イカホモ=いかにもホモの略称。短髪や坊主に色黒で目が一 重で切れ長な感じ。
●スジ筋=脂肪が少なく、筋肉質な体系の人。
●タチ=男役の人
●ネコ=女役の人(受けの場合)
●リバ=「リバーシブル」の事でタチにもネコにもなれる人。
●外車=白人・黒人しか無理という人のこと。
●ブス専=ブスな人が好きな人。
●誰専=誰でも良い人のこと。
●GOGO BOY=セクシーな姿でお立ち台で踊る人達のこと。

『タイはなぜニューハーフが多いのか』
眞鍋貞樹先生の研究部屋より
一、性転換などの医療技術が進んでおり、それがタイ社会の性に関するオープンな風潮を押し上げている。
二、「マイペンライ、どうにかなるさ」というタイの国民性の現れである。
三、離婚率が高く、母子家庭で育った男子が母親への憧れの念を強くもっている。
四、タイ社会は一般的に男性の労働意欲が低く、女性は辛抱強く、労働意欲が高いことが男子の女 性化への憧れを助長しているとのことである。

ということを2月に日本より来タイされ、私のお店に来られた際に申しておりました。

(まりこ)