ソンクラーンも終わって…

 皆さま、ソンクラーンはいかがでしたか?帰国なさっていた方、旅行に出掛けられた方、ゴルフ三昧の方、それぞれタイのお正月を楽しまれた事でしょう。私はいつもはベトナムに出掛けているのですが、今年はのんびりしようとDVDをたくさん揃え、食料も飲み物も用意してキンキン、ノンノン(食っちゃ寝、食っちゃ寝)水掛けの被害に遭わない万全の備えでソンクラーンにのぞみました。しかし、ソンクラーンも変わりましたね。20年前は、まさに【狂っている】と思われる程にどこもかしこも水、水、水でした。ホテルで食事をしていて水を掛けられて、娘は風邪をひいてしまいました。白い粉を溶かした水を掛けられ、前方が見えなくなった車やバイクのドライバーがあちこちで事故を起こしたり、逃げ惑う外国人にも思い切りバケツで水を掛ける場面がたくさん見られました。スーツを着てアタッシュケースを提げ、これから海外に出張というビジネスマンにでさえ容赦なく水を浴びせるのはやり過ぎだとかなり批判がありました。
 タイに長く居る人程、海外に逃げ出すか、外出しないで自宅に引き篭もるというのがソンクラーンでした。しかし、今年久しぶりにバンコクでソンクラーンを過ごしてみたら随分おとなしくなったなと感じました。田舎に帰れない若者が徒党を組んで暴れまわる姿があまり見られませんでした。日常生活を送るのに支障をきたすような振るまいはやめて欲しいものです。
 本来のソンクラーンはもっと優しく優雅であったはず。そういえば、去年のソンクラーンのとき、ベトナムから帰って来た時の空港で、入国審査を待っていると1人のタイ人女性が近付いて来て『ハッピーソンクラーン!』と言いながら私の腕にチョンチョンと水をつけてきました。私も『サワディーピーマイ!』と答えて、なんとなくホンワカとした気分でした。その国の伝統を守りながら進化していくというのはこういう事でしょう。空港のような国の玄関でビチャビチャに水を掛けられたら、印象悪いですよね。
 そんなこんなで、無事にソンクラーンを過ごし、また日常生活が戻ってきました。これからが暑さ本番です。皆さま、くれぐれもお体を御自愛ください。
 特にお父さん!ゴルフ場での水分補給は忘れずに…。ビールだけじゃダメですよ、ビールだけじゃ!!

(はっとり)

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