90回目のご相談内容

 駐在員の男(35歳)です。嫁(31歳)と子供(7歳)が一人います。タイに来て半年です。住居費を会社が負担してくれているので高級なコンドミニアムに滞在していますが、実は僕の給料はそれほど良いというものではありません。昔はタイにいる日本人の駐在員はお金持ちというイメージがあったそうですが僕はいわゆる今の時代のショボイ駐在員ということになると思います。問題は3ヶ月位前から嫁からお金をよくねだられることが多くなった事です。同じコンドミニアムのお母さんグループと仲良くしているらしいのですが、周囲のお母さん達は本当にお金持ちの人ばかりなのでお付き合いをするのに何かとお金がかかるらしいのです。多少は仕方ないかなと思って注意もしていませんでしたが、先日、いつものお母さん仲間で週末を利用して旅行に行ってくると子供を連れて出掛けていきました。旅行から帰ってきて話を聞くと、相当な金額を支払ってきていたので、さすがにそれはちょっと…と軽く注意をしたところ「お金がかかる知り合いなんだから仕方がないでしょう?そんなに文句言うならもっと稼いできてよ!!」と逆に痛い所を突かれて正直ヘコんでしまいました。そして、この前、嫁の父親から電話があって「娘(嫁)からタイでの生活はお金が掛かって大変だと連絡が来たけれども大丈夫なのか?本当にマズイ状態ならすぐに送金してあげるから遠慮してはいかんぞ」という内容の話でした。僕の給料にも限界があるんです。状況は悪くなっているように感じる今日この頃です。どうしたら良いでしょうか?

以下、まりこさんからの回答

 奥様も海外生活で初めての発見や珍しさがもちろんあるでしょうが、日本の小ぢんまりした住居から会社が負担してくれているとはいえ、高級コンドに滞在させられたら気も大きくなりますでしょう。バンコクで生活環境が変わり、お母さん仲間である近所の方々も日本国からの寄せ集め家族ですからそれぞれが外国で珍しく初めての生活でただの女の見栄っ張りとうわべでチャラチャラ見せているだけじゃないですか?周囲のお母さん達は本当にお金持ちの人が多いらしいというのには少々疑問を抱くところです。会社から「上げ膳」「据え膳」の待遇をさせて頂いていれば錯覚を起こして富の神が自分に舞い降りてきたと勘違いしてしまっているのです。今はまだタイでの生活も半年ですし、散財しているのは大変結構ですが、何年か後に帰国命令出て帰国が近くになりますと日本に帰ってからの事を考えて何も買わず貯金、貯金と懸命に貯め込みます。もっとお金を貯金してればよかったと帰国を恨みます。ご主人は帰国してもラッキーな出張があるかもしれませんが、奥様はもしかするとバンコクでの優雅な生活は出来ず、日本での地味な生活を強いられるかもしれません。そうなると「恨み節」しか歌えません。ある駐在会社員の奥様の話になりますが、帰国したら日本の地味な生活に耐えられなくなり「夢よ、もう一度」と旦那と離婚して単身、タイに夢を託して参りました。主人のおかげで夢の様な幸せバンコク生活を過ごしていたという重要なことが頭の中からスッポリと抜け落ちていて、バンコクに来ればあの時の様な生活が出来ると信じ、再びタイに来たということです。単身で来た彼女はある程度の貯金を持って来ていてプロンポン周辺にあるような高級コンドに入居し以前のような暮らしを始めたわけですが、いつまでも貯金を切り崩す訳にもいきません。彼女の生活に「お金が足りない」という現実的な問題の影が落ちて来てからのバンコクでの生活は哀れそのもので、笑い飛ばせるような話ではありませんでした。男性、ご主人が仕事をして稼いでいるという力の強さは偉大です。来タイ半年くらいでガタガタ奥様を責めるよりも、いつも家族を見守っている妻に言い争いの種を蒔くような気持ちの小さな男では嫁はもっと意固地になります。楽しんで帰ってきたのにお金の使い過ぎの注意をされてはムウッ!!として売り言葉に買い言葉が出易くなるでしょう。「旅行楽しかったか?よかったなぁ。お金が出来たらまた楽しみに行けばいいよ。僕も懸命に働いて給料が上がるように頑張るよ」と、心にもなくても言ってみるものです。嫁の父親から連絡があったそうですが、父親というのは娘がいつまで経っても可愛いものです。特別気にしなくとも良いでしょう。

(まりこ)