「健さん命」の私なんです

 何故か人が亡くなるこの頃です。知人であったり、会ったことのない他人だったりと、それぞれの事情はありますけれど…しかし、一番ショックだったのが「高倉 健さんの死」です。正直に言って、父でもおかしくない年齢の方ですが、私にとって「永遠の男性」であり続けた方でした。高校生の頃「なんで?おじさんじゃん。」と、周りの友達に言われたものです。でも、どんなにカッコいいアイドルや俳優さんが出てきても、健さんは私の中で決してぶれることなく存在していました。昨日、今日の青いファンとは違います!!筋金入りの「健さん命」なんです!!
 健さんが亡くなったと友人が知らせてくれました。その日1日 私の「健さん命」を知っている友人からお悔やみの電話やらメールやらがたくさん寄せられました。私は喪に服し、一日中落ち込んでいました。私にとって健さんは理屈抜きで絶対の存在だったわけで、健さんがこの世からいなくなるなんて考えられませんでした。永遠にそこに居ると思っていました。若い頃から健さんの年齢がいくつなのか?などと気にしたり、考えたことがありませんでした。しかし、もう83歳だったんですね…
 周りの若い人たちに私の「健さん命」の話をすると「あ、あの白血病の?」「それは渡辺 謙さんだよ。」「サンバ踊る人だよね?」「違うよ。それは松平 健。」「何年か前に亡くなって息子が俳優でしょ?」「それは緒形 拳。」こんな笑い話がありました。若い人たちにとっては馴染みの薄い人なのかも…と信じられない思いでした。「健さんを知らないなんてアンタたち日本人か!!」と喚いたものです。でも、健さんがお亡くなりになったことが公表されたときの新聞を見ればわかるはずです。健さんがどれだけ日本にとって大切な人だったか。1面はもちろん、2面も3面も健さんの名前のないページはありませんでした。
 なんだか何をする力も湧いてこないので今回はこれで失礼します。

 高倉 健 様 安らかに…合掌。

(はっとり)

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