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日本の居住文化をタイの生活に

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和式を取り入れてストレス軽減 タイ国での衣食住

 人は誰でも、自分のアイデンティティーを確立するために何らかの拠り所を必要とする。それは趣味や嗜好であったりするが、可変性が強く決して生活に根ざすものではない。やはり、「衣食住」という生活の基本的な三大要件によってライフスタイル・暮らし方が定まり、この三つの要素をどのように組み合わせるかで、人間として育っていくのではないだろうか。
 日本人がタイ国に暮らす場合、四季が無く寒暖の差も少ない常夏の気候であるため、「衣」に関しては選択肢が乏しい。ビジネス着は別として、日本の夏服で通せるため個人のファッション感覚は制限されてしまう。
 「食」については、日本食が世界でも上位レベルで定着し、日本国内と比べて遜色ない日本料理店が数多くあって、食材も容易に購入できるため問題ない。
 「ここはタイ(外国だから仕方がない」と諦める場合が多いのが「住」である。熟練した大工やサービスの行き届いたハウスメーカーによって建てられた住まいに慣れてしまっている日本人にとって、タイの住宅環境は決して快適とはいえない。
 鉄格子がはまっている窓や白く塗られた冷たいコンクリートの壁は問題外として、例えば、アパートに多い硬質タイルの床は衝撃を吸収しないので、足裏や膝にかかる負担が大きく、腰を痛める原因にもなる。壁用タイルを床に張っているため滑りやすく、小さな子供さんがいる場合は、ちょっとした転倒が大きな事故となる場合もある。コンドミニアムのフローリング床も特に年配の方には受け入れ難く、「畳の部屋で暮らしたい」という想いが日本への郷愁として募っていく。
 世界に類がない日本固有の文化のひとつ「畳」は日本人の心に深く浸透し、外国で生活していると慣れ親しんだ畳の感触が思い出される。タイでも「ござ」が一般大衆に愛用されているが、厚みがあって硬くなく柔らかすぎない「畳」の良さは日本ならではのものである。
 これまでにタイ国内で販売されていた畳は、擦れ切れるのが早い、畳表が片方に縒れる、隙間が開く、などの苦情が多く、日本畳には程遠い「畳もどき」のものだった。最近になって日本人家庭や日本料理店で目にする畳がある。これは、日本の素材と本来の製造法によって、畳床(板状の芯材)、畳表(イグサを編み込んだ表面)、帯状の畳縁(たたみべり)まで日本人の要望に答えられ「畳に寝転がってみたい」という想いが叶う高品質のものである。
 もうひとつ、洋式浴槽も日本人には不向きである。肩までお湯につかって一日の疲れを癒したり、子供と一緒に入ってスキンシップできるのはやはり日本式の浴槽、「風呂桶」である。これも、大型で紫檀系のしっかりした材質のものが15000バーツ(保証付)ほどで入手できるようになった。
 「衣食住」を植木鉢に例えて、中の土を「日本文化」、養分は「外国文化」とすると、要となる土の部分に日本ならではの居住文化を取り入れることで、ストレスも和らぎ、海外生活への活力が高まるのではないだろうか。
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