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大洪水 巨大生物が泳いでいた!?

021

ナーガ伝説の真実性 足にすり寄る未知の生物

 50年に一度という大洪水が発生した。本稿を書いている時点でも、バンコク都心部の近くまで水が押し寄せ、状況は深刻さを増しているが、各地の被害の様子が連日にわたって報道されている中、生物学者や研究者が色めき立っている。人々と共に動物たちも被害に遭っているのだが、これまで知られていない生物が続々と目撃されているのだ。水害から逃れようと避難する際に「足を何かがすり寄るようにして泳いで行った」という体験談から始まり、「増水した川の濁流を巨大な生物が泳いでいた」という目撃者が相次ぎ、携帯電話のビデオにその姿が撮られているため、専門機関が騒然となっているのである。
 自然界とは不思議なもので、特異点ともいうべきものが必ず存在する。タイの人々に竜神として昔から崇拝されている「ナーガ」は宗教上の観念から創造された生き物であるが、これを現実のものではないかと考えたのがタイの副首相を務め、ナーガをテーマにした小説を発表したこともあるポングポル・アディレクサーン氏である。科学的視点からこのテーマに取組み、自ら目撃情報を集め、地勢やタイにおける動物の生態を徹底的に分析した結果、「伝説とされるナーガはこれまで発見されたことのない未知の新種生物である可能性が強い。今回のビデオに撮られた生物の動きも単なる魚とは考えられない」とポングポル氏は結論する。 1万年ほど昔のタイ周辺地域では体長が20mにも達する蛇の一種「マトソイド」が生息していた事が化石などから判明している。タイ国の豊富な水と肥えた土壌に恵まれた環境は、生物が大きく成長するのに適している。事実、メコン河やチャオプラヤ河で発見されている2mを越えるナマズや、3mの巨大スッポン。さらに、体長9m/体重3トンの怪物ワニも捕獲されており、これらは未知の生物のエサとしては全く事欠かないほどの大きさである。生物、なかでも魚類が巨大化する要因として、日本で実験された事例がある。夜店で売っている金魚を飼育する際に水槽で普通に飼う場合と、活性酸素を常にポンプで循環させた場合、3ヵ月後の体長に驚くべき差が現れた。普通に飼われた金魚は4㎝で変化はなかったが、活性酸素を与え続けて育った金魚はなんと20㎝に成長してしまったのである。確かに生物は何らかの条件が揃えば巨大化するのである。
 さらに、タイ周辺の河川には不思議なことがある。米軍が捕獲した「竜宮の使い」と呼ばれる全長8mの生物は海水魚、しかも深海魚である。深い海の底に棲む魚が汽水域(淡水の河川)に存在できるメカニズムや、上の写真のように河川で捕らえられたエイの正体は未だ解明されていない。また、太平洋戦争中の日本軍兵士による記録には「ヒレがついた巨大なワニを手榴弾で捕った」とか、「得体の知れない長い生物が舟の下を通過して行った」といったものが多く残されている。やはり「竜宮の遣い」以外の何かがいる。タイの河川に活性酸素を含む地域があるのか、またはラオスからイサーン地方の土壌に多く含まれる酸化アルミニウムが水に溶け込み、生物学的に化学反応を促したものであるのか。昔からタイと近隣諸国の人々は「竜宮の遣い」を目撃し、ナーガの原型を作ったのだろうが、今回の洪水で続々と発見されている未知の生物をタイの生物学者がどう分析するか。今後の研究成果によっては、「ナーガ伝説」が現実のものとなるかもしれない。 (写成麗)