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タイの大学は卒業シーズン

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卒業式に厳格なオキテあり 財布にダメージの収支決算

 毎年1月から4月まではタイの大学の卒業式。日本と違って、卒業式のシーズンがなぜこんなに長い期間なのでしょうか。その理由は、タイでは国王の親族など王室の関係者から卒業証書をひとりひとりに手渡す習慣があり、スケジュールの関係で大学ごとに卒業式の日程が変わるからです。タイでも進学率が高くなり、若者の10%が大学に進学しているそうですが、最高学府の卒業者として王室関係者から直接、手渡しで卒業証書を授与されるのはとても名誉なこと。当日は大学周辺に花束やぬいぐるみ等を売る業者も押し寄せて大変にぎやかになります。卒業生にとっても一生一度の大イベントとなりますが、卒業式にあたっての厳しい決まりがあるのは、意外と知られていません。その厳しい決まりとは何でしょうか。
タイの大学・卒業式のオキテ
■下着、制服、卒業マント以外は身に付けてはならない。紙幣はマントの裾に入れて良い。
■コインや時計、ネックレスなどの金属類は着用を禁止。携帯電話の所持もだめ。アパートの鍵も持ってはならないので、ひとりで住んでいる学生は誰かと同行する事になる。
■女子学生の場合、髪の分け目に頭皮が見えるヘアスタイルは不可。おばさんヘアで。
■髪やクツ、その他、全てに飾りがあってはならない。
■爪は先端の白い部分が見えない切り方をしておく。※王族の方の手を傷つけないため。
■メンソールの鼻薬(ヤードーム)は絶対にダメ!
■卒業式の事前に化粧をしても良いが、化粧直しはダメ。
※この為、汗で顔がマダラになっている女子学生が多数。
■カトゥーイ(おかま)は男子学生として扱う。髪は切り、茶髪は黒く染めてくること。顔パックはOKだが口紅は不可。
以上、各大学によって多少のバラツキはあるものの、こういった決まりが基本となっているようです。
 卒業式にかかる費用ですが、女子学生の場合は結構な出費になります。まず、朝の5時から美容師を家に呼んで、念入りヘアセットが400B、更に念入りメイクで400B。卒業式で着用するマントは襟の色が学部によって違いますが(赤=政治学、青=経営学、白=法学)、レンタルで2000Bほど。ハイソ向きのシルク製マントは4000B。大学指定の靴は市場で買って199B。普段は素足なので履いたことがないストッキングは、コンビニで安物を買って35B。おなじみの白ブラウスに黒のスカートを卒業式だから新調して400B。髪や服が乱れないために学校までタクシーで100B。ここまでの合計が3500Bほど。これに追い打ちをかけるのが、家族・親戚・友人の招待費用。田舎から半日がかりで10人も来られたら交通費だけでも8000Bの負担になります。さらに、避けて通れないのが卒業記念パーティーで、軽く7000Bは飛んでいきます。出費は後日も続き、正規の卒業写真代2000Bと、家族や友人と撮りまくった写真をプリントして配れば700B。ここで支出額の総計はなんと、2万1千B以上!ところが、天の恵みか、気のきいた親戚からお祝いで2000Bほど包んでくれたりするので、収入約5000Bとなります。
 以上、かなりの出費を強いられるわけですが、式典に臨む礼節を最も重んじ、「個人は集団を構成する一部である」という徹底した明確さに、日本の成人式で騒ぐ若者こそ、タイの卒業式の厳格さから社会性というものを学び取って欲しいと思うのでした。