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タイの下町文化プラカノン

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カエルも売っています BTS駅から10分の市井

 私がタイに来て部屋を探した時の最低条件として、キッチン付・BTS駅まで徒歩10分以内・物価が安い・周辺で買い物ができるということで、候補地として教えてもらったのが「プラカノン」。 なんか、かわいい地名…というのが第一印象で、駅周辺をいろいろ探索した結果、条件にピッタリの物件がありました。バンコク中心地近くのプロンポン、アソークの日本人居住区から3~4駅なのに、プラカノン駅まで来ると昔ながらの古ぼけた街並みが続くダウンタウンで、タイ人向きのタウンハウスが多いようです。駅から徒歩5分程のスクムビット・ソイ71の周りには、とってもローカルな電化製品のお店が並び、さらに少し歩いて小道を入っていくと衣類・野菜・肉魚介類などのお店がゴチャゴチャになって軒を連ねていますが、このセーン・ティップ(プラカノン市場)が実は私の一番のお気に入り。日本人らしき人はほとんど見かけないし、イスラム人も住む地域なので、ときどきコーランなんかも聞こえてとってもアラビックな異国情緒が漂い、一瞬どこの国に来たのか忘れてしまいそう。
 市場の中はたっぷりの野菜たちが主役。新鮮さが条件であるはずの肉や魚類は冷蔵ショーケースもな~んにもなく、所狭しと並べたり吊って量り売りしているのをどんどん買っていくタイ人の姿からは、食のバイタリティを感じますが、『これが本来の市場なのだ』と思います。 まだ活きている魚をさばいてくれたり、ほとんどの食材が並んでいるので、タイ人の生活と食文化を垣間見ることができてそれだけでも面白い。カエルも売っています。買いませんが…。
 果物類は都心よりもかなり安く、キレイに山のように積み上げられてキロ単位で売られています。ランブータンが欲しくなったのだけど、一人身の私としてはキロでは多すぎるので「クルンダーイマイ?(半分にできる?)」とお願いしたけどあっさり断られたのは、キロでの値段が安すぎるからなのでしょうね。 
 最近オープンした日本人御用達のゲートウェイがあるエカマイや、大型スーパーがあり人の流れが多いオンヌットに比べるとプラカノンは忘れがちなエリアですが、結構見どころはあります。オンヌット駅とプラカノン駅の間にプラカノン運河があり、いつ頃作られたのかわからない古い船着場から定期船に乗って、運河の周りの街並みや自然の景色をのんびり眺めていると、タイの良さが見えてくるような気がします。船着場周辺にある、昔ながらの手作りの竹細工の店にちょっと寄ってみました。そこには昔、日本の田舎のおばあさんの家の台所にあったザルやカゴや小物入れ、「海の家」で売ってるような懐かしい麦わら帽子が掛かっていて、つい手にとってみると夏休みの子供の頃にタイムスリップ。20~30年くらい前は、プラカノン運河の手前とその向こうが「街」と田園風景のある「田舎」の境目だったのかもしれません。
 再び市場に戻ると、その奥は庶民的な家が並び、小学生くらいの子供たちが虫(魚)取りアミを駄菓子屋さんのようなところで買い、走りながら私の横を通り過ぎて行きました。道行く人たち、お店で売られている物のあれこれに昭和の時代を思い出し、なぜかホッとする。タイの下町はその当時の日本が残っているのかもしれません。不思議な空気が流れている街だけど、日本人なら、そこにきっと懐かしい情緒を感じ取ることができるでしょう。市場の近くには、高級コンドミニアムの建設が進んでいますが、駅から徒歩10分の「下町(ダウンタウン)」は残っていて欲しいものです。