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タイで愛犬と一緒に暮らす

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とても面倒な手続き… 家族同様だから離れたくない

 日本で家族同様に暮らしている愛犬をタイに一緒に連れて行きたいが、どういった手続きをしたらいいのかよく分からない。でも、どうしても愛犬と離れたくない。そういう方達の為に、私が実際に愛犬をタイに入国させた手順を紹介します。最初のマイクロチップ装着から日本出発まで、約120日間の日数が掛かりますので、時間に余裕を持って準備することをお勧めします。
1、動物病院でマイクロチップ(ISO11784か11785規格)の装着
犬にとってマイクロチップは、人間でいうパスポートのようなものです。日本へ帰国の際にも必要になりますので必ず装着させましょう。掛かりつけの動物病院で扱っていなければ、紹介してもらって装着させて下さい。料金は登録料込みで10,000円位です。後に必要になりますので、装着日にマイクロチップの種類を聞いておきましょう。ちなみに、私の犬は「デストロン」という種類のマイクロチップでした。装着後、病院からAIPO(動物ID普及推進会議)に申請後、2~3週間で「データ登録完了通知書」が届くので、「どうぶつIDデータ登録申込書飼い主控(水色の書類)」と共に大事に保管して下さい。(このデータ登録が完了していないと、以後のあらゆる予防接種をしても、検疫所の書類としては無効になりますのでご注意ください)
2、タイ国の輸入条件を確認
 在日タイ大使館農務担当官事務所に電話をして、最新の輸入条件が書かれた書類をメールで取り寄せ確認します。私が確認した時の主な輸入条件は、『A、タイ国内に持ち込む犬が現在住んでいる国において、少なくとも過去12ヶ月以上狂犬病の発生がないこと。若しくは、出国21日前までに正式な狂犬病ワクチンを接種していること。B、その犬は健康であり、外部寄生虫を含むいかなる伝染病にも感染していないこと。C、その犬は出国21日前までにレプトスピラ病ワクチンを接種していること。若しくは、出国30日前の間にレプトスピラ病の検査を受けた結果が陰性であること。D、その犬は出国21日前までに、その他重要な伝染病に対する正式なワクチン(ジステンパー、伝染性肝炎、パルボウイルス感染症等)を接種していること。E、以上の件につき、その犬の輸出国政府機関が発行する英文の正式な証明書を必要とする。また、その犬の種別、年齢、性別、色、特徴、飼育者氏名及び住所についても記入すること。』でしたが、突然輸入条件が変わる事も珍しくないので、しっかり事前に確認する事をお勧めします。
3、日本の出発空港検疫所へ連絡
 まず、動物検疫所のホームページから「狂犬病予防法及び家畜伝染病予防法に基づく犬の輸出検査申請書」をダウンロードし、手元に置いた上で、出発空港検疫所へ電話し、検疫に必要な証明書と、書類の記入内容の確認をします。
4、混合ワクチンの接種
 タイ国入国条件に該当するワクチンを接種します。私の場合は、動物病院の先生に相談して8種の混合ワクチンを接種。料金は7,000円位でした。接種証明書にマイクロチップの番号、装着年月日を記載してもらいます。検疫所に提出するので大事に保管しましょう。
5、狂犬病予防接種(1回目)
 予防注射済証の「その他特徴欄」にマイクロチップの番号、装着年月日、ワクチンの製造会社とロット番号を記載してもらいます。検疫所に提出するので大事に保管して下さい。料金は3,000円位です。
6、狂犬病予防接種(2回目)
 1回目の接種後、30日以上1年以内に接種します。予防注射済証に1回目と同様の記載をしてもらい保管します。渡タイ後の注意点ですが、狂犬病予防接種の有効期間は1年間です。1日でも過ぎてしまうと日本での手続きが無効になり、待機期間なしでの帰国が出来なくなってしまいます。次回接種日にご注意下さい。
7、狂犬病の抗体価検査
 日本への帰国の際に必要になりますので受けておいた方がいいでしょう。狂犬病予防接種2回目終了から2週間後、動物病院で血清とマイクロチップ番号を記入した検査申請書を作成してもらい、畜産生物科学安全研究所に検査料12,000円を振り込んだ後、振り込み明細のコピーと血清を一緒にクール宅配便で送ります。私は自分で送りましたが、病院によっては血清送付までやってくれる所もあるようなので確認してみて下さい。血清送付後10日程で抗体価(0・5IU/ml以上)の検査証明書が送られてきます。これも検疫所に提出しますので大事に保管します。ちなみに、この検査証明は血清を取った日から2年間有効です。突然の帰国に備えて、タイ滞在が2年以上になる方は、1年半経過の時点で、狂犬病抗体価検査を再度受けておいて下さい(待機期間が6か月ある為)。
8、航空券予約とペットの機内持込リクエスト
 私が利用したタイ航空は、犬の機内持込が可能ですのでお勧めです(一機につき2匹まで、一人1匹までの持込みが可能)。航空券予約時にペットの種類、ペットと持込ゲージの合計重量(10キログラム以内)持込ゲージの寸法(縦55センチ・横37センチ・高さ30センチ以内)材質(丈夫なものであれば大丈夫です。ペットショップにも様々な機内持込用ゲージが売っています)を伝え、許可を取ります(1日から5日位で航空会社から許可申請の返答の電話が来ます)。
9、輸出検査の事前連絡
 出発7日前までに、日本国内の出発空港の検疫所に電話し、利用する便名、出発予定時刻等を伝えて、検疫の日時を決めます。その時に、当日持参する必要書類に漏れがないか、FAXして確認してもらった方が安心です。
10、タイ国の到着空港動物検疫所へFAX
 まず、在日タイ王国大使館農務担当官事務所に電話し、「輸入許可申請書」と「到着通知」の2種類の書類をメールで取り寄せます。必要事項を記入し、タイ到着3日前までに到着空港の動物検疫所に2通FAXします。この時注意しなければならないのは、タイの動物検疫所は営業時間外はFAXの電源が落ちているので、営業時間外に送信すると届かない、という事です。何度も電話をしましたが繋がらず、営業時間は不明だったのですが、タイ時間の平日10時頃から17時までは開いているようです。私の場合は時差も考慮し、日本時間の平日12時頃に送信し、届いていたのをタイ到着当日に確認したので、ほぼ間違いないと思われます。
11、健康診断証明書の取得
 日本出発1週間以内に、動物病院で健康診断を受けさせます。「現在、健康であり、外部寄生虫を含む伝染病等に感染していません」という証明書をもらいます。この証明書にもマイクロチップ番号、装着年月日を記載してもらい、検疫所に提出するので大事に保管して下さい。それから、皆さんの犬も、ノミ・マダニ予防の薬を使用していると思いますが、動物検疫所からの指示で、自分で投薬するのではなく、先生に投薬してもらい、「健康診断証明書」に記載してもらって下さいとのこと。自分で投薬すると、この診断書に記載されないそうなのでご注意を。
12、日本出発前日
 航空会社カウンターでのチェックイン以降、タイの空港を出るまで、犬はゲージの中にいるためトイレができません。ゲージの中にトイレシートを入れては駄目と言われたので、私の犬はかわいそうですが、トイレを我慢させて苦しむよりはいいと思い、出発前日夜から絶食絶水にさせました。その甲斐あって、タイ入国までの8時間余り、トイレを我慢してくれました。あとは、翌日の日本とタイ国の検疫所に持っていく書類を再確認しましょう。マイクロチップの書類、狂犬病予防接種済証×2、狂犬病抗体価検査証明書、混合ワクチン接種証明書、健康診断証明書、輸出検査申請書、タイ国の動物検疫所にFAXした輸入許可申請書、到着通知、全て原本が必要になりますのでお忘れなく。
13、出発空港での動物検疫とチェックイン
 検疫所に到着したら、提出書類を担当官にチェックしてもらいます(約15分)。それから獣医さんの診察です(約5分)。それが終わると、提出した書類にスタンプを押して返してもらいます。そして待望の、犬のゲージに取り付ける検疫済タグと英文の犬の「輸出検疫証明書」を受け取ります。この検疫証明書は、オリジナルとコピーの2部受け取りますが、オリジナルはタイ国の検疫時に提出します。コピーの方は犬の日本への再入国時に必要なので、大事に保管しておきましょう。それから、航空会社でのチェックインですが、検疫済のタグが付いたゲージを見せ、重量を量り、指定カウンターにて超過重量分を支払う以外は、通常のチェックインと変わりませんのでご安心下さい。犬の渡航費として、ペットとゲージの合計重量7・5キログラム分17,000円を超過重量分として支払いました。
14、タイ国到着
 入国審査場を出て右へ。スーツケースが出てくるレーンを左手に見ながら、右手奥にあるスワンナプーム動物検疫所を目指します。タイバーツを持ってない方は少額でいいので両替しておきましょう。検疫所に到着したら、日本の検疫所から受け取った「輸出検疫証明書」と事前にFAXした「輸入許可申請書」、「到着通知」を提出します。担当官が書類をチェックして、税金か何かで100バーツを支払い、書類を渡され、指定されたゲートで書類を提示して無事タイ国入国です。

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 さて、いよいよ愛犬とのタイ生活がスタートです。手間も時間もかかりましたが、愛犬とのかけがえのない時間を過ごせ、充実した日々をバンコクで送っています。
 長くなりましたが、皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。(井上)