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投稿 黒人詐欺師・騙しの手口

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500万ドルの紙幣を洗浄? 黒い紙幣を手にした日本人

 私はバンコクに来て二年余りになります。以前に黒人二人組による詐欺被害に遭いそうになり、事なきを得ましたが、最近知り合った日本人の男性が、同じ彼らから30万バーツを騙し取られました。 黒人詐欺師がどんな手口で犯行に及んだか、読者の方々のご参考になればと思い、投稿する次第です。
 ◆ その黒人詐欺師はデパートやショッピングモールで相手を物色し、こちらが買い物をしている最中に親しげに挨拶をして近づいて来た。それに対して快く応じると、日本人ですか?自分は日本料理が好きです等々と話し、「あなたが気に入った」という事で携帯電話番号を交換し、再会の約束をした。
 私の場合は暇と好奇心から試しに応じてみたのだった。数日後、とあるフードコートに黒人は二人でやって来た。兄弟だという。デパートで会っていたのが兄で、30才。身長170㎝ほどで太り気味。弟は25才、スリムで身長180㎝ほど。数年前まで内戦で荒れていたアフリカの某共和国から来たらしい。そして本音を語り始めた。 周囲を気にするように急に小声になると、「我々は500万USドルを持っているが、その紙幣は特殊な塗料で一枚一枚カバーされていて、ただの黒い紙切れのようにしか見えない。それで、その塗料を溶かす特殊な液体が必要なのだが、現在その液体はバンコクの国連事務所が管理する倉庫に保管されていて、受け取るには6000ドル払わなければならない。しかし残念ながら我々には手持ちの金が無いので困っている。その液体さえ手に入れば、多額の紙幣を洗浄して使用できるので、融通してくれれば返礼として数万ドルを差し上げる」という話を持ちかけてきた。
 これが本当なら、大変な儲け話である。しかし私はこの時点で彼らは詐欺師であると思い、三つの質問をしてみた。
①外国で見知らぬ人間に金を 無心するより、帰国して金を 工面してきたほうが現実的 ではないのでしょうか?
②あなた達がバンコクに滞在 している費用は、どの様に工 面しているのでしょうか?
③洗浄した後の紙幣が本物で あるかどうか、どうやって判 別するのですか?
彼等の返答はこうだった。
①内戦後の政情不安で危険が あって今は帰国できない。
②難民として大使館と国連か ら生活費援助を受けている。
確かに10年以上前に彼等の母国は内戦状態だったが、現在は女性大統領の元で安定し、帰国困難な状況ではない。また、彼等の国の大使館はタイに存在しない。アジアでは日本の東京・世田谷のみである。それに難民がバンコクで自由に滞在して都内をウロウロと徘徊できるのだろうか。返答が続く。
③洗浄した紙幣は通貨交換所 へ持っていき、本物であるこ との証明をするから大丈夫。
本物と信じ込ませなければ詐欺は成立しないのだが、銀行に行ってもすぐに判定してくれる。その際、検知器が偽札と判定したらどうなるか。常駐する警察官にその場で逮捕される事もある。すなわち、彼等が洗浄済みだと言って交換所に持ち込んで証明する時の紙幣は『本物』に決まっている。ここで彼等の矛盾と嘘が確定した。
 私が知り合った日本人男性の場合は、黒人二人組の嘘話を信じて30万バーツを渡し、塗料を溶かす液体を入手するまでの担保という事で数万ドルの『黒い紙幣』を受け取った。しかし何日経っても黒人二人組からの連絡はなく、騙されたとやっと気づいた彼は、黒い紙幣を持っているのが怖くなり焼却処分した。被害が拡がらないように告発するべきではないかと、私はアドバイスしたが、世間体もあり恥を晒すのが嫌だと彼は告発には及ばなかった。
 詐欺に成功した黒人共は、今日もバンコクのどこかで騙しやすい日本人をターゲットに声を掛けているかもしれない。しかし、こうした詐欺事件について、被害者の日本人を分析すると、欲ばかりが先に走って懐疑的精神を忘れてしまっていると思わざるを得ない。 (F)