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台所用スポンジに潜む恐怖

熱湯消毒は無意味・・・頻発するインフルエンザの正体!?

 タイでは、食器を洗う時に台所用洗剤を使ってスポンジで拭くだけで綺麗になり、殺菌もできると思われているようです。日本人でもそういった方が多いのかもしれません。 ところが要注意!食器を洗う台所のスポンジは細菌が増殖しやすく、うっかりしているとバイ菌まみれになっているのです。電子レンジや熱湯で除菌するという方法が「生活の知恵」として伝えられているようですが、私が以前に勤めていたドイツの研究所からつい最近、驚くべき研究結果が届けられました。この研究所はNASA関連の最新情報を取り扱っている所です。

 その分析データには、加熱して除菌されたスポンジと、加熱していないスポンジは、菌の繁殖具合にほとんど違いがないどころか、除菌したスポンジは病気の原因となる細菌の割合が逆に多い傾向があるという結果が出ていました。

 研究者チームは、一般家庭で今現在、実際に使われている食器洗い用スポンジ14個を集めて遺伝子物質を採取し、スポンジに繁殖して活動状態にある細菌を3Dレーザースキャン顕微鏡で調べると、何と118種類もの細菌が発見されたのです。スポンジ1立方cmあたりに存在する細菌細胞の数は250億~500億以上に達していました。

 スポンジを使っている家庭の中には「電子レンジにかける」「熱湯につける」などして定期的にスポンジを除菌している人もいましたが、除菌などしていない他の人のスポンジに含まれる菌の多さは変わりなく、それどころか病気と関連性のある菌が多くすらあったとのことでした。なぜ、こんな事が起きるのか?

 加熱除菌で生き残った抵抗力のあるバクテリアはすぐに元気づいてコロニーを作り始め、殺菌処理をするほど、より強い細菌が早いスピードで増えていく、ということです。

 細菌の内訳としては、モラクセラ科の細菌が最も多く、サンプル全体の約40%を占めていました。モラクセラ菌は人間の皮膚にも存在し、スポンジで掃除されることの多い食器、キッチンカウンターや冷蔵庫の中、水道の蛇口など台所のいたる所で見られます。

 また、衣服にも付着するので、洗濯機からもよく見つかります。その他、プロテオバクテリアやバクテロイデス類、放線菌なども見つかっており、スポンジに占める細菌の上位10種類のうち5つは、病気と関連性のある細菌でした。

 このなかで特に注意しなければならないのが、常に生活環境の中にある「モラクセラ菌」です。聞き慣れない名前でしょうが、洗濯物が生乾きの時や雑巾に発生している、あの嫌な臭いこそモラクセラ菌によるもので、通称「バクテリア」と呼ばれ、大腸菌や枯草菌など人体にも潜伏しているバクテリアが「真性細菌」です。生乾きの嫌な臭いの元となっている一種の脂肪酸は、日本の消防法では危険物第4類第3石油類に区別されている、つまり「非常に危険なもの」でもあるのです。

 危険物に区別されている脂肪酸を生成する悪質なモラクセラ菌ですが、どうすれば除菌殺菌できるのでしょうか? 生活の知恵が得意な日本のサイトには、「50~60℃の熱湯にスポンジを10分浸ければそれだけで死滅します」と書いてありますが、その前に50℃は熱湯とはいいません。あるいは、「漂白剤につけ置きすることで臭いは落ちることから、モラクセラ菌が死滅するといっても良いでしょう」などと素人基準のいい加減な情報ばかりです。だからネットに依存しては駄目なのです。 最先端技術を有するドイツの研究所からの答は、「菌の培養器になっている食器用スポンジを太陽の直射で日光消毒する。それが面倒なら週に1回ペースで交換する」実にシンプルな回答でした。日本人学校で頻発する体調不良は「インフルエンザ」で片づけられていますが、その原因も実は台所スポンジなのです。