Vol,25

 新しい年です。元旦を迎えていつも思うのは、「今年こそ後悔や、やり残しの無い様に生きたい。どんな小さな事でも、煩悩だらけでも常に自分に正直で厳しくありたい。」新年の抱負というのはよくありますが、大逸れていなくて自分ができそうなことを自分に言い聞かせるのです。
 現代人の4人に1人は精神を病んでいるといわれます。それで、3人の友人をチェックしたらみんな何とも無かった。という事は、自分に病んでいる部分があるのかも…。(悲)   
 そうだとしても、道徳心や倫理観を失くさず、人に迷惑をかけることなく品格の階段をのぼりながら生きたい。人として美しくありたい。しかし、人は「美しい・美しくない」等の区別を始めると周りの人にもそういうこだわりを持つようになりがちです。そして人や物を大切にしなくなり、それが自分自身の苦しみや悩みを生む原因になります。例えば、花を見て「美しい」と思うのは良いけど、こだわり過ぎてそれを摘んでしまいたいと思うのはいけない事ではないのでしょうか。
 一日を終えて、眠りにつこうとする時、静かにその日の営みに疲れた自分をもう一度呼び返して回想してみる。正しくあったか、人を傷つけなかったか。何の思い煩う事なく眠りにつく時は少しうれしい。でも快い回想の内にも、ともすれば暗い影にとまどう自分を見出す時は限りない寂しさがある。自分をしみじみと省みることは、つつましく生きる合掌なのです。私は、絶えざる懺悔を通じて丹念に生きて行きたい。そして、何の憂いも無く平安な眠りに入る毎日であることが一番の幸せなのだと思うのです。
いたずらに 飾る偽り なきものは まこと忘れぬ 名無き野の花