Vol,28

 日本の某商社で、こんな販売促進マニュアルがありました。
●消費者にどんどんモノを捨てさせて新しい物を買わせよう。
●消費者の購買意欲を煽るようにして競争で買わせよう。
●記念日を多く儲け、プレゼントを買わせるようにさせよう。
実に、資本主義経済をリードする概念だといえます。そして、それを見習った多くの企業が、そして個人個人が、この現状を作ってしまったのでしょう。
 子供用のお菓子にゲームキャラクターのカードをつけて、収集欲だけを煽り、どんどん買わせる。10個買ってもなかなか当たらないスペシャルグッズを設けると、いい年した大人が箱買い(大人買い?)に走る。人気ゲームの「ドラクエⅩ」はネットに繋がなければまともに遊べません。他のオンラインゲームと同様で、課金されます。もしも、暮らすのに精一杯の母子家庭で、ネット接続もできないとしたらどうですか。子供が可哀想でしょう。皆、子供という純真な顧客層を無視した『大人の都合だけ』で動いていませんか?昭和の駄菓子屋さんはもっと健全でした。大人は子供の味方であるという大原則の上に商売として成り立っていました。いまだに、バレンタインデーのチョコを買いに群がる人々なんかを見ると、「あーあ、しっかり企業戦略にはまってる…」と思ってしまうんですが、人がやることをマネさせる心理、流行に乗らせる心理、作られたおしゃれ感覚を植えつける心理。それらはやはり自分の頭で考えなくなった結果です。頭の悪そうなタレントがTVで「甘~い!」と言っただけで行列ができる店の安着さ。ツィッターの一行で右往左往する人間の浅はかさ。企業側に依存してしまった心理状態が蔓延しています。バレンタインはオリジナルチョコでも作りましょう!