Vol,43-(No.91)

 日本と中国の両国民が相手国をどう思っているか、相互意識を探る『日中共同世論調査』の結果が発表された。実施したのは、言論NPOと中国日報社で、今回は第10回目の調査である。
 日本人が中国に持つ印象は「良くない」が93%で、調査開始以来の最多となった。良くない印象を持つ理由としては、「今の中国は国際的なルールに外れた行いをする」というのが大多数である。中国側の日本に対する印象は「日本が領土紛争を引き起こして強硬な態度をとっている」という理由等で「日本は良くない」が約87%だった。
 ウィグル自治区やチベット、西沙諸島、南沙諸島で暴虐の限りを尽くして我が物顔で占有しようとする中国から、「日本は領土紛争を起こしている」と云われる筋合いはないのだが、国民に白を黒だと強要する中国共産党の独裁下にあるので無理もない。しかし、日本は領空・領海侵犯すら犯したことは一度もない、その事実をどう受け止めているのか甚だ疑問ではある。
 TVをつけたら、アニメ「ドラえもん」をやっていて、子供と一緒にしばらく見ながら思った。この人物相関図はまるで日本-中国-韓国と同じではないか!
外交下手な為に中韓から非難され放題の日本は、外交0点坊主「のび太」である。中国は力づくで傲慢を押し通し、国際的な紛争の場面でも、悪いのはお前の方だ!と開き直る「ジャイアン」。韓国はジャイアンの陰で卑屈さ丸出しの俄か成金「スネ夫」である。しかし、「のび太」は、最先端の科学力と危機回避能力を持つ「ドラえもん」の助けで難を逃れる。盟友の名を借りた安全保障条約によって生き延びることができるのだ。つまり、時局に当てはめれば、日本にとって「ドラえもん」とはアメリカに他ならないのではないか。では、「しずかちゃん」は誰か?擬人化された「日本の心」、のび太が愛し、憧憬する人物像がそこにある。